2020年5月3日 06:00
タオルは家族で色分けを!専門家が語る家族感染防ぐ看病方法
まずは、部屋の分け方から。
「部屋を仕切る場合は、突っ張り棒でもよいのですが、家にあるものでできるやり方もご紹介します。たとえば和室なら、鴨居にハンガーを対面するように引っ掛け、ハンガー同士にビニールひもを渡します。そこにシーツだと重いのでゴミ袋をハサミで広げ、ガムテープで連結したものをひもに洗濯バサミで留めます。これだと布より完全にシャットアウトできると思います。使い捨てできるため処分も簡単です」
共有スペースでは特に、洗面所やキッチンのタオルは要注意。
「洗面所のタオルは家族で色分けしましょう。バスタオル、フェースタオルをそれぞれ色分けした洗濯バサミでタオル掛けに留めればわかりやすいです。
洗面所で使う歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、ヘアブラシなども、個別のカゴに分けて入れておくとよいでしょう」(近藤さん)
基本的に消毒にはアルコールを使うが、ラップも心強い味方になるという。手荒れ、肌荒れが気になっている人ならなおさらだ。
「本来なら玄関→洗面所へと手を洗うまでに触るドアノブは開けっ放しにできればいいですが、ドアを閉めておく場合はノブにラップを巻いて使ったら捨てる方法も。ドライヤーや、テレビ・エアコンのリモコンなど、家族で共有せざるをえない部分も同様です。