2020年5月3日 06:00
タオルは家族で色分けを!専門家が語る家族感染防ぐ看病方法
各都道府県にPCRセンター設立の動きが(写真:共同通信)
日本国内の感染者数が1万3,000人(4月27日時点)を超えた新型コロナウイルス。もしも家族が感染したとき、どう看病するべきか。厚生労働省は注意すべき8つのポイントを発表している。
【1】感染者とほかの同居者の部屋を可能な限り分ける
部屋が分けられない場合、感染者から少なくとも2m以上の距離を保つ。仕切りやカーテンを設置する。食事、睡眠時も別室が理想。
【2】感染者の世話はできるだけ限られた方(1人が望ましい)に
ただし、心臓、肺、腎臓に持病がある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、妊婦が世話することはなるべく避ける。
【3】できるだけ全員がマスク使用
【4】小まめにうがい・手洗いを
【5】日中はできるだけ換気を
【6】取っ手、ドアノブなどの共有部分を消毒する
ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、タオルや食器、箸、スプーンを共有しない。
ベッドの柵にも注意。
【7】汚れた衣服を洗濯する
下痢の症状がみられることがあり、からウイルスが検出されることが。体液で汚れた衣服を取り扱う場合は手袋、マスクを着用。
【8】ゴミは密封して捨てる
住まい方アドバイザー・近藤典子さんはこれらを踏まえ、現実的な対応策を提案する。