2020年6月4日 11:00
コロナ重症化防ぐため医師がすすめる「2週間以上のヨーグルト」
■ヨーグルトは2週間以上継続して食べるべし
健康にいい食品として、不動の地位を誇るヨーグルト。体内の免疫細胞の約7割が集まっている腸内環境を整えることは、免疫力を上げるためにも非常に重要だ。
「発酵食品が腸内環境にいいことはすでにおなじみですが、そのなかでも乳酸菌が作る多糖体(EPS)などの物質が腸で吸収され、ダイレクトに自然免疫(生まれながらに持っている免疫)を活性化すると期待されています。もちろん、乳酸菌を含んだ食品は納豆やキムチなどたくさんあり、ヨーグルトに限りません。しかし、ヨーグルトの場合は1食あたりの乳酸菌の含有量が安定しているところが最大の特徴です。あらかじめ2週間から3週間食べ続ければ腸内環境を改善する効果が出るように作られているので、もっとも効果的な乳酸菌食品といえるでしょう。なかでも、R-1乳酸菌はほかの乳酸菌に比べてEPSを大量に作り出すことがわかっており、NK細胞(自然免疫のなかでもウイルス感染に対して主に働く細胞)の活性をとくに高めることが確認されています」
もちろん、ほかの食品もバランスよく食べることを忘れずに。
■家事の合間にリラックスの時間を作ろう
長引く「STAY HOME」