ビューティ情報『冷房はケチらずつける!「室内でも熱中症対策を」と専門医』

2020年6月15日 11:00

冷房はケチらずつける!「室内でも熱中症対策を」と専門医

冷房はケチらずつける!「室内でも熱中症対策を」と専門医


「コロナ禍のいまだからこそ、対策が重要」と熱中症の専門家は警鐘を鳴らす。熱中症は、予防さえすれば“確実に防げる病気”。だからこそ、万全の対策をしたいーー。

「毎年、夏本番の暑さを迎える7月以降は、誰もが熱中症に対する警戒意識を持ちます。しかし、5〜6月の時期も、熱中症で救急搬送される人が年々増え続けているんです。気温が一気に上昇したときに発生しやすく、いまの時期から注意をしておくべきでしょう」

こう警鐘を鳴らすのは、堺市立総合医療センター救命救急科の医師で、熱中症予防啓発ネットワーク代表の犬飼公一さん。大量に発汗し体内の水分や塩分が失われ、めまいや頭痛、体温の上昇、けいれんなどを引き起こす熱中症。軽い症状で済む場合から、命に関わるほど重篤になるケースもある。


とくに高齢者は重症化のリスクが高いとされている。厚労省によると、’18年は記録的な猛暑により、1,581人が熱中症で亡くなっているが、そのうち高齢者は約8割にあたる1,288人にもなる。

今年はコロナ禍により、これからも“巣ごもり”生活を多くの人が送る。「家から出なければ熱中症にならないのでは?」という声も上がりそうだが、それは“大間違い”だと犬飼さんは指摘する。

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