ビューティ情報『橋本病、かくれ貧血…更年期障害と勘違いしやすい女性の病気』

2020年9月2日 15:50

橋本病、かくれ貧血…更年期障害と勘違いしやすい女性の病気

女性の約10人に1人、中年女性に多い『橋本病』は、甲状腺ホルモンの分泌が低下したときに、一日中足がむくんで、声がかすれる、冷え性に便秘、頭がボーッとするといった症状が出ることがあります」(常喜院長・以下同)

これとは反対に、甲状腺ホルモンが過剰に出ることで、発汗、動悸、息切れ、イライラする、不眠、疲れやすいなどの症状が出るのは『バセドウ病』。甲状腺機能の異常は血液検査でわかるので、気になったら検査を受けよう。一日中倦怠感があり、意欲が低下するのは「コロナうつ」や更年期ではなく、「かくれ貧血(潜在性鉄欠乏症)の恐れがある。

「体内にある鉄の60~70%は血液に含まれるヘモグロビン、30~40%は肝臓や脾臓などに貯蔵鉄として蓄えられています。食事などから得る鉄分の量が不足してくると、貯蔵鉄から不足分を補い、『潜在性鉄欠乏症』となってしまいます。血液検査ではフェリチン値をみていきます」

常喜院長は、ささいな体調の異変から病気を見つけるためにも、40代半ば以降はなんでも相談できるホームドクター“かかりつけ医”を探しておくことを勧める。「特にコロナ禍の今は、体調が優れないときに無理に通院しなくても電話やオンラインで相談することもできるので安心できますよ」

「女性自身」2020年9月8日 掲載

関連記事
新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.