2020年9月21日 06:00
重病が原因のことも…夜間頻尿を見抜く「排尿日誌」のすすめ
もしくは使い捨ての紙コップに50mlずつ印をつけたもので代用してもよい。記録のつけ方は、朝起きて1回目から翌朝起きて1回目までのおしっこを取り、その量と時間を記録するだけ。
起床後2回目から翌朝1回目までのおしっこの量を足して、その合計を3で割った数字よりも、就寝後から翌朝1回目のおしっこの量が多い場合、夜間頻尿の原因の1つである「夜間多尿」と診断され、ふくらはぎに水分をためている可能性が高い。
多尿には、糖尿病などの内分泌系疾患、水分の取りすぎといった原因の場合もあり、夜間多尿には、高血圧、うっ血性心不全(心臓の働きが弱った状態)、腎機能障害、睡眠時無呼吸症候群などが潜んでいるケースもある。
おしっこの問題があるときは、内科や婦人科ではなく、泌尿器科の医師の診断を受けよう。
「約11年ぶりに改訂された『夜間頻尿診療ガイドライン第2版』(日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会編集)には、副作用の少ない治療法の第1選択肢として行動療法が推奨されています。水分制限、塩分制限、運動療法など、いずれも自宅で行える簡単な方法ばかりです。きちんと続ければだいたい1カ月程度で改善してきます」
「女性自身」2020年9月22日 掲載
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