ビューティ情報『冬に多い“かくれ脱水”を防ぐためには「室内厚着はNG」』

2020年11月12日 15:50

冬に多い“かくれ脱水”を防ぐためには「室内厚着はNG」

体重60キログラムの人の場合、約900ミリリットルの水分が、知らず知らずのうちに失われているのです」

夏であれば、汗で水分が失われたぶん、水分補給をしようという意識が生まれる。しかし、冬場は暖房が効いていても汗をかかない場合が多いので、水分補給の意識づけがないことも脱水が起こる要因だと犬飼さんは続ける。

「冬場に『かくれ脱水』で病院に搬送される人は非常に多いです。『かくれ脱水』になると、血液の巡りが悪くなり、脳梗塞、心筋梗塞が起きやすくなるといわれています」

では、冬のマスク生活で、「かくれ脱水」にならないためにはどうすべきか。犬飼さんにアドバイスしてもらった。

■水分補給はいつもより多く

「理想の水分摂取量は、常温のミネラルウオーター1日1リットルです。春や秋の気候のよいとき、平常時にふだん飲んでいる量に追加して飲んでいただくのがいいと思います。いちばんいいのは白湯ですが、お茶でもいいです。
ただし、お茶は利尿作用が働くので、飲みすぎには注意してください。ふだんオフィスで、500ミリリットルのペットボトルを1本飲む人なら、冬場は追加でもう1本飲む感覚で」

■室内温度は24~26度に

「明確なエビデンスはないものの、当ネットワークは、冬場の室温設定について24~26度程度が理想と考えております。

関連記事
新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.