ビューティ情報『白髪へのヘアカラー、商品種類別に知るべき頭皮への影響』

2021年2月10日 06:00

白髪へのヘアカラー、商品種類別に知るべき頭皮への影響

「半永久染毛料」「一時染毛料」「ヘナ」の5種類に分類される。

「一般的によく使われるのは、永久染毛剤のなかの『酸化染毛剤』、いわゆる『アルカリカラー』です。美容院で使われるのも、ドラッグストアに並ぶ箱入りのヘアカラー剤も、基本的に1剤・2剤を混ぜる方式のアルカリカラーです」

アルカリカラーの染まる仕組みは、(1)アルカリ剤で、髪表面のキューティクルを開いて脱色すると同時に、染料であるパラフェニレンジアミン(以下、ジアミン)を、その隙間から髪の内部に侵入させる。(2)過酸化水素が髪にあるメラニン色素を脱色。同時に、ジアミンを酸化し発色させるのだ。

アルカリカラーは、何色に染めるときでも一度メラニン色素を脱色するので、どんな色にでも染められ、ファッション性は高い。その半面、髪が傷んだり、ジアミンのアレルギーで、ヘアカラーかぶれを起こす可能性もある。

いっぽう、髪や頭皮のダメージが抑えられるとして、近年注目されるのが、化粧品に分類される「半永久染毛料」だ。


特に’05年ごろに登場した「ヘアカラートリートメント」は種類も豊富で、すっかり一般的になった。これはメラニン色素の脱色はせず、髪の表面に吸着して白髪を色づけする。

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