2021年2月10日 06:00
白髪へのヘアカラー、商品種類別に知るべき頭皮への影響
そのため、髪を傷めず、肌についても洗えば落ちるので、自宅でも使いやすい。だが、髪を洗うたびに色落ちするので、使うのをやめると髪色は数日しかもたない。
同じ半永久染毛料のヘアマニキュアは、色持ちは2〜4週間とヘアカラートリートメントより長い。だが、特殊なアルコール剤等が含まれるので、髪や頭皮へのダメージがゼロとはいえないし、肌につくとなかなか落ちない。
また、化粧品に分類されるヘナはハーブの一種で、ヘナという樹木の葉を乾燥させ粉砕したもの。天然素材なので、髪にも頭皮にも、そして、地球にもやさしい。
このように、ひとくちにヘアカラーといっても、染まる仕組みはさまざまで、それぞれにメリットもデメリットもある。私たちは何を選べばいいのだろうか。
「年を重ねると、女性ホルモンが減って肌の潤いが失われ、敏感肌になる人が増えます。頭皮も肌の一部ですから、同じように乾燥が進み敏感になりやすい。アルカリカラーで染めると、若いころは特に違和感を覚えなかった人も、年とともに“しみる”と感じる人が増えてきます。美容院では、頭皮保護のオイルを塗ったり、染める時間の管理を的確に行ったりすることで、頭皮のダメージを抑えるように染めてくれますが、自宅で同じようにはなかなかできないでしょう。