ビューティ情報『「コロナ禍で起こる腰痛は“お尻の衰え”に!」鍼灸師が解説』

2021年2月25日 11:00

「コロナ禍で起こる腰痛は“お尻の衰え”に!」鍼灸師が解説

「コロナ禍で起こる腰痛は“お尻の衰え”に!」鍼灸師が解説


厚生労働省研究班の調査によると、現在の腰痛の推計患者数は2,800万人。いまやれっきとした日本の国民病だ。

「寒くなると、腰痛を訴える患者さんが増えます。さらに新型コロナウイルスの感染拡大によって、その数が増加しているのです」

そう語るのは、鍼灸師の内田輝和さん。一般の患者はもとよりオリンピック選手やプロスポーツ選手などアスリートの体も見てきた内田さんによれば、未曽有のコロナ禍で過ごしたこの冬は、これまでになく腰痛を引き起こしやすいシーズンだったという。

「そのカギは“お尻の筋肉”にあります。腰痛は、脊柱起立筋という長い筋肉が冷えたり衰えたりすると、起こりやすくなります。脊柱起立筋とは、頭蓋骨から骨盤まで背骨に沿って長くついている筋肉ですが、そのうちの、腰回りの筋肉の部分を左右から支えているのがお尻の筋肉です。
土台が弱くなると家が傾くのと同じで、お尻の筋肉が衰えると腰の筋肉を支えることができず、バランスを崩してしまいます。これが腰痛を引き起こすのです」(内田さん・以下同)

同時にお尻の筋肉は、座骨神経を包みこんでもいる。

「座骨神経は、“座骨”という、ちょうど椅子に座ったときに座面にあたる骨から、お尻の深い場所にある梨状筋を通って、足に向かっている末梢神経のことです。

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