血圧に関わる食事の基本「夕食〜朝は12時間あける」
ここでも、食べすぎを防ぐという意味でおかずから食べ始めるのはおすすめです」
また、少ない分量でいろんな栄養素を取れるのも、おかずからだ。気をつけたいのは天丼やかつ丼などのどんぶりもの。ごはんと同時に食べるメニューは、血圧上昇を防ぐためにはできるだけ控えたい。
【4】夕食から朝食まで12時間はあける
「夕食後、朝食を取るまでは12時間以上あけてください。胃を休める時間が十分でないと、内臓全体に負担がかかります。内臓を休めることは、血管への負担が軽減されることにもつながるのです。また、3食をきちんと適切な時間に、適切な量食べることも大切。朝昼晩のボリュームは3:3:4が理想的だという調査があります。
朝食と昼食をしっかり取って、夕食の量を軽めにするように変えていきましょう」
【5】毎食、フルーツを入れる
「果物には食物繊維やカリウムを豊富に含むものが多くあります。糖分を気にされる方もいらっしゃいますが、果物の糖分は砂糖の糖分とは異なり、消化に時間がかかります。それよりも、フルーツに含まれる食物繊維による整腸作用やカリウムによるナトリウム排出作用、抗酸化作用を考えると、フルーツのメリットは大いにあります。