2021年7月22日 06:00
渋沢栄一の孫明かす「98歳で背筋がピンと伸びる健康の秘訣7」
艶やかなヘアスタイルは白髪染めをしていない。
そこで今回は鮫島さんから、人生を穏やかに健やかに生き抜く秘訣をおしえていただくことに。
いまに至るきっかけは三男が幼稚園に入園した27歳のころにさかのぼると鮫島さんは言う。
「世間知らずな自分はこのままでよいのだろうか」
渋沢栄一の精神を受け継ぐ者として、鮫島さんは「人の役に立つ学びを深めよう」と思い、ヨガ行者の書物や仏教書を読んだり、キリスト教会に10年通うなどしたのち、ある考え方に共鳴した。
「肉体は期間限定であるが霊性は永遠であるということ。何回か肉体を得て、魂は学びながら浄化成長し神の国を作る。つまり、平和な世界を作る使命があるということを知ったのです。受け入れがたい災難は自分の成長のため、そして、地上で生きるために汚した分、それが消えていくプロセスなのだから、何があっても感謝を心がけよう。
どんなときも『世界人類が平和でありますよう』と創造主の意志どおり祈る習慣が身につきました。するとよい気がみなぎり、細胞が元気によみがえるのです」
こうして60年かかって得た人生のしくみはいまや「鮫島流」。お嫁さんたちも影響を受け、講演会でも多くの人を励ましている。