ビューティ情報『新田恵利さん語る介護のお金「在宅介護は苦労が多いけれど、後悔は残らなかった」』

2021年11月5日 11:00

新田恵利さん語る介護のお金「在宅介護は苦労が多いけれど、後悔は残らなかった」

新田恵利さん語る介護のお金「在宅介護は苦労が多いけれど、後悔は残らなかった」


「介護施設では、月14万~15万円ほどの費用がかかると思いますが、私の場合は在宅介護で、介護費用は月1万5,000円ほどでした。その代わり365日24時間、母のことは常に頭にある状態。同居する兄や夫の協力がなければ、母の希望どおり、自宅で看取ることはできませんでした」

こう語るのは、今年3月に母のひで子さん(享年92)を亡くし、6年半に及ぶ在宅介護生活をつづった『悔いなし介護』(主婦の友社)を出版したばかりの新田恵利さん(53)。

介護費用の内訳を聞くと--。

【1カ月にかかった介護のお金】

介護用品のレンタル料:3,000~4,000円/月
おむつ代:5,000円/月
デイサービス費:7,000円/月
月の合計:1万5,000~1万6,000円
※いずれも自己負担額

「もともと母は、年金加入期間が足りなかったため、無年金生活。介護前から兄が消耗品や食費を負担。私の家には母や兄が同居していたし、高価な衣料品や入院などのイレギュラーな出費を負担していました」

■バリアフリー工事を自分で行った

ひで子さんが骨粗しょう症による圧迫骨折で歩けなくなり、要介護4と認定されたのは14年秋。

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