2時間増えると死亡リスク15%増…「座りすぎ」が寿命を縮めるワケ
じつに困った……。いったい、どうすればいいんでしょう、小山先生?
「とにかく、『座り続ける時間を減らすこと』、そして『座っていても体を動かすこと』しかないのです。体を動かさないでいる時間が長くならないように、日ごろから心がけてください」
とはいっても、座る時間をごっそり削るのは難しいという人もいるだろう。小山先生が、今日からできる“座りすぎ死亡リスク”軽減ワザを教えてくれた。
【青竹踏み】
100円ショップでも購入できる青竹を、意識的に踏むようにする。
【貧乏ゆすり】
行儀が悪いとされる貧乏ゆすりも、血流低下を防ぐのには効果的。
【両手を組んで背伸び】
“ほとんど動いていない状態”を、背伸びでこまめにリセットする。
【スタンディングデスクでテレワーク】
座ってパソコンに向かう、という常識を見直してみるのも一つの手。
「簡単なことでいいのです。100円ショップで売っているような青竹を踏む、とか、“貧乏ゆすり”をするなんていうのでもいい。両手を組んで頭上に上げて、体をピンと伸ばして背伸びするのでもいいですね」
これらを、座り続けている時間のなかで、「30分に1度、1分間ぐらい」