2021年12月1日 15:50
食物繊維とオリゴ糖が豊富!医師が推奨「あんこコーヒー」
さらに、鉄分は貧血の予防や改善、イソフラボンは女性ホルモンのバランスを調整し、更年期症状を緩和したり、骨粗しょう症や冷え性の予防に有効に働く。
つまり、あずきは健康だけでなく、美容面でも頼りになる優秀な腸活食材なのだ。
一方のコーヒーはというと、カフェインの覚醒作用がよく知られているが、ほかにも大腸を刺激して便痛を改善させる効果があるといわれている。さらに、コーヒーにはポリフェノールのクロロゲン酸も豊富だ。
「クロロゲン酸には抗酸化作用だけでなく、血糖値の上昇を抑えたり、脂肪を燃えやすくして動脈硬化の予防にも有効に働きます」
また、腸内の善玉菌のエサとなって、腸内環境を整えるコーヒーオリゴ糖にも注目したい。
■あずきとコーヒーの組み合わせに抗酸化作用が
このように、あずきもコーヒーも、それぞれの健康効果は単体でも十分優秀なのだが、整腸作用、血糖値コントロール、動脈硬化抑制、抗酸化作用など、組み合わせることで相乗効果を発揮する。
「特にコーヒーのクロロゲン酸とあずきのサポニンとイソフラボンのポリフェノールは、一緒に取ることで抗酸化作用が高まり、老化防止の働き、美肌効果が倍増します」