ビューティ情報『最新研究で判明!“睡眠6時間未満”で太る…そのメカニズムは?』

2022年6月3日 11:00

最新研究で判明!“睡眠6時間未満”で太る…そのメカニズムは?

最新研究で判明!“睡眠6時間未満”で太る…そのメカニズムは?


つい乱れてしまいがちな睡眠時間。しかし、それが常態化すると、なんと体形の乱れにもつながることに。太りたくないのなら、食事・運動の前に、まず快眠を心がけようーー。

「ダイエットのために食事を工夫する、運動を取り入れるなどの取り組みをしても、長続きせずに断念してしまう人は多いでしょう。じつは、海外では“毎日の睡眠をしっかりととるだけ”で体形維持につながるという効果を示唆する研究結果がいくつもあります。ところが、’13年の全米睡眠財団の調査によると、アメリカ・カナダ・メキシコ・イギリス・ドイツの人に比べ、日本人の睡眠時間はもっとも少なく平均で6時間22分。日本では、睡眠時間を削ってまで家事や仕事などをするのが美徳とされる部分もあるためでしょう」

こう語るのは、アメリカのボストン在住の内科医・大西睦子さんだ。大西さんは、今年の4月に米国心臓病学会が発行する『Journal of the American College of Cardiology』に掲載された論文に注目しているという。


「ワールド・ベスト・ホスピタル1位にも選出されたことのある、全米トップクラスの病院『メイヨー・クリニック』の研究者たちは、『9時間睡眠』と『4時間睡眠』の2グループにそれぞれ2回の入院期間を設けて、摂取エネルギーや消費エネルギー、体重、内臓脂肪などを細かく記録しました。

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