ビューティ情報『肥満の原因にも…腸内環境を壊す食品添加物』

2022年7月6日 06:00

肥満の原因にも…腸内環境を壊す食品添加物

「酪酸は腸内で抗肥満の働きをしてくれる物質。よって“カロリーゼロ食品”を取り続けて酪酸が減少すると、ダイエットどころか、かえって肥満を招くことにつながりかねないのです」

次に乳化剤。これは油と水を混ざりやすくする働きをする添加物で、チョコレート、マーガリン、アイスクリーム、菓子類など多くの食品に使われている。乳化剤のうち、カルボキシメチルセルロースとポリソルベートという物質が特に要注意の成分だが、食品のパッケージには、多くの場合「乳化剤」とだけ表記されている。

「私たちの腸内は薄い油でできた粘膜で保護されていて、この粘膜は腸を外的な刺激から守るバリアの役割を果たしています。ところが、乳化剤によって腸内細菌叢がダメージを受けてしまうのです。すると、腸の炎症が起こりやすくなり、免疫力が弱くなる、アレルギー症状などの炎症反応が出やすくなる、といったトラブルの原因になります」
ごほうびスイーツが、腸にはつらい刺激になりうることを頭に入れておこう。最後が保存料。
安息香酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウムなどがある。食材の見た目を鮮やかにする「発色剤」として、ハム、ベーコン、たらこなどに使われる添加物だ。

関連記事
新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.