決め手は「冷や出汁」火もレンジも使わない薬味麺で夏バテ防止
約8時間でおいしい冷や出汁が完成!調理に使うときは、茶こしなどを使い、ボウルに移し入れて使おう。冷凍庫で凍らせると“冷や出汁氷”に。
「昆布と混合削り節をピッチャーの水の中に入れ、8時間以上じっくり出汁を抽出します。火にかけて出した出汁とは違い、スッキリとした味わい。これを使えば、猛暑にうれしい涼しい味の料理ができるんです」
熱中症の原因は、暑さのほか塩分やミネラルの不足。冷や出汁を使った料理なら、それらを補える。具体的な料理はつぎのとおりだ。それぞれの効能や特色を教えてもらおう。
■丸ごとトマトの冷や出汁氷がけ
「ビタミンたっぷりのトマトを凍らせておいしく食べましょう。冷や出汁氷は、タッパーからフォークでかき出すと、みぞれ風のお出汁に。トマトにかけることで、トマトの濃厚な味と出汁がマッチして、涼しげな夏のお総菜になります」
【材料】2人分
トマト…2個
冷や出汁…450ml(うち250mlは凍らせて冷や出汁氷に)
塩…5g
しょう油…小さじ1
みりん…小さじ2
万能ねぎ…適宜
【作り方】
〈1〉トマトはヘタをくりぬき、冷凍庫で凍らせておく。
〈2〉冷や出汁450mlに、塩としょう油、みりんを加えて混ぜる。