「やる気喪失型」「もの忘れ型」…「脳の老け方」あなたはどのタイプ?
これが脳の老化に影響していることがあるようです」(西先生・以下同)
このタイプは、意識的に“気持ちを上げること”に取り組もう。
「新しいファッションを楽しんだり、アイドルの動向を頻繁にチェックする“推し活”もおすすめ。ドーパミンが分泌され、やる気が湧くようになるでしょう」
短期記憶の低下が著しい「もの忘れ型」は、脳がストレスにさらされていることも影響し、記憶の定着が弱くなることが。
「思い当たる人は、とにかく脳をリラックスさせて、心を安定させる物質である『セロトニン』の分泌を促しましょう。手っ取り早い方法は、よくかむことです」
かむ行為を続けていると、脳がリラックスして集中力が増し、記憶力を高めることができるそうだ。
「女性の場合、アロマオイルを活用するのもおすすめです。ペパーミントは集中力を高め、ラベンダーはワーキングメモリ、ローズマリーは将来展望の記憶力増強に働くことがわかっています」
「注意力低下型」は、片付けができない、2つ以上のことが同時に行えない、感情の抑制がきかなくなる、といった状態になりやすい。
「頭の前のほうにあり、感情の制御、行動の抑制などをつかさどる前頭前野が正しく機能しなくなることが原因です。