ビューティ情報『肉を食べて小太りに――和田秀樹医師に聞く60歳からの「ボケない習慣」』

2023年1月6日 06:00

肉を食べて小太りに――和田秀樹医師に聞く60歳からの「ボケない習慣」

スマホよりも手書きにすることで脳の活性化につながる(写真:アフロ)

スマホよりも手書きにすることで脳の活性化につながる(写真:アフロ)



「年齢を重ねるにつれて、人間の脳の中にある『前頭葉』がどんどん衰えていきます。前頭葉がつかさどるのは、意欲と感情のコントロール。前頭葉が劣化すると、意欲が低下し、物事への関心が薄れ、怒りっぽくなる。そして前頭葉を使わなくなると、ボケが早まります。つまり前頭葉の衰えは脳全体の劣化であり、60歳から日常的に前頭葉を働かせることは、ボケを防ぐためにもとても重要なことなのです」

こう語るのは、著書『80歳の壁』(幻冬舎)が、’22年の年間ベストセラーランキングで第1位に輝いた精神科医の和田秀樹さん。厚生労働省の推計では、現在65歳以上の認知症の患者数は約600万人。だが’25年には約700万人となり、高齢者のじつに約5人に1人が認知症を発症すると予測している。また、団塊の世代のすべてが75歳以上となる’25年には、65歳以上の人口は約3千700万人に達するとも。
すでに超高齢社会に突入している日本において、認知症への対策は急務なのだ。和田さんは、自分の体や社会的地位が大きく変化する“60代からの生き方”が、老後の人生を左右するターニングポイントになると話す。

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