2023年5月1日 06:00
朝日を浴びる、シャワーより入浴…鎌田實先生がすすめる「脈活」
ぜひ目標値をクリアしましょう」
これからの季節、日中の気温が上がってくると、室内ではエアコンが使われ、屋外と屋内の温度差が大きくなってくる。特に女性は体が冷えやすくなりがちなので、体の保温を心がけたい。
「室内にいるときは腹巻きをするなど、体の芯を冷やさないように注意が必要。体が冷えると、体の隅々まで血液が届きません」
おやつタイムには、シナモンジンジャーティーで体内を温めよう。紅茶にシナモンパウダーとチューブタイプのしょうがを加えるだけ。抗酸化作用や気分をリラックスさせる効果も期待できる。日中に散歩などで体を動かしておくと、副交感神経が優位になり、睡眠の質を高めることにもつながるそうだ。
夕食では、根菜類を多く取ろう。
睡眠中の胃腸への負担を軽減するためにも、可能な限り早い時間にすませることを習慣にしたい。そして、入浴はシャワーですませずに、ぬるめのお湯につかるとNOを産生させることができる。就寝前は「むくみ取りポーズ」で血流を促し、6時間以上の良質な睡眠を確保すること。
「就寝直後の3時間は“若返り”の、起床前の3時間は“痩身”のホルモンが分泌されるゴールデンタイム。この時間帯にしっかり眠ることも大切です」
健康長寿をかなえるために、「脈活」を日常に取り入れていこう。
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