ビューティ情報『認知症による行方不明者が1万8000人と過去最多! 家族の「徘徊失踪」を防ぐために知っておくべきサービス8』

認知症による行方不明者が1万8000人と過去最多! 家族の「徘徊失踪」を防ぐために知っておくべきサービス8

が生存しているが、翌日なら6割(63.8%)、3~4日目は2割(21.4%)と生存率は低下し、行方不明から5日経過すると生存率は0%となることがわかった。

「いかに早く発見するかが生死を分ける」(同研究所)としている。

一方で、警察などで保護されたとしても、認知症のため名前や住所、電話番号が伝えられないため、「身元不明者」となってしまうケースもあるそうだ。

■徘徊による行方不明を防ぐ方法とは?

認知症の人が徘徊で行方不明になってしまう原因に、認知症の中核症状である「記憶障害」と「見当識障害」がある。

認知症の初期の段階では、夕食を食べたことを忘れたり、直近から数日前までの記憶が失われたりという記憶障害が起こる。また、見当識障害は、今の時間や場所がわからなくなるので、外出先でパニックに陥ることがある。

「たとえば、夕方になると自宅にいるのにもかかわらず、昔の記憶がよみがえり、『自宅に帰る』と外に出てしまう。落ち着きをなくして出かけようとする症状のことを『夕暮れ症候群』といい、環境の変化によるストレスが原因で起こるともいわれています。
そんなとき、徘徊しないようにドアの鍵を外からかけたり、靴を隠したりして外出できないようにすると、逆効果です。

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