認知症による行方不明者が1万8000人と過去最多! 家族の「徘徊失踪」を防ぐために知っておくべきサービス8
「現在介護保険のサービスを使っている要介護1~5の人は、ケアマネジャーに今直面している認知症の問題を相談してみましょう」
【2】かかりつけ医
薬の量のコントロールや、介護保険の介護サービスを受けられるように要介護認定の見直しをしてくれたりする。
「かかりつけ医も、症状を伝えると薬の種類や量を調整してくれるだけでなく、介護保険のサービスを多く受けられるように要介護認定の見直しも検討してくれます」
【3】認知症地域支援推進員
全国の市区町村には、認知症に関する相談、制度やサービスの案内などをしてくれる認知症地域支援推進員がいるので、徘徊の悩みや介護サービスのことを相談してみよう。
【4】認知症サポーター
認知症を正しく理解し、認知症の当事者やその家族の手助けをしてくれる。最寄り自治体の関係機関と連携を図り、見守りや傾聴、徘徊の早期発見・対応に貢献する。
【5】民生委員
厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員。高齢者世帯への訪問や見守り活動を行い、生活に関する相談に乗ってくれる。
【6】地域包括支援センター
前期高齢者で認知症の人は、要支援や自立など、要介護度が軽いケースが多い。