ビューティ情報『ナイター、気温25度、屋根あり……それでも熱中症になるスポーツ観戦の落とし穴!』

ナイター、気温25度、屋根あり……それでも熱中症になるスポーツ観戦の落とし穴!

また、「救急要請時の気温と湿度」のグラフを見ると、気温が25度ほどと低くても、湿度が高いと救急搬送されていることがわかる。

そもそも現在環境省では、熱中症の危険度を判断する数値として、平成18年から「暑さ指数(WBGT)」を指標としており、気温だけが熱中症の原因ではないということを示している。

「暑さ指数(WBGT)」は、乾球温度(気温)1:湿球温度(湿度)7:黒球温度(輻射熱)2の計測値を使って算出され、この暑さ指数が28を超えると、熱中症の患者発生率が急増するといわれている。気温だけではなく、湿度こそ熱中症発症に大きく関係するのだ。

実際、環境省が発表した7月17日~23日の「暑さ指数と熱中症救急搬送者数」速報によると、「6都市(東京都、大阪市、名古屋市、新潟市、広島市、福岡市)の日最高暑さ指数(WBGT)の平均値は、7月17日に『危険』を示す31以上となり、7月18日以降は毎日『厳重警戒』を示す28以上31未満。この間の熱中症による全国の救急搬送人員数は、消防庁速報で9,190人」だった。7月24日以降は全国で週に1万人を超える搬送者数になると予測されている。

スポーツ観戦をしていると、熱戦を前につい自分も応援に熱くなるものだ。

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