さつまいもと納豆で便秘解消! 正月の食べ過ぎ便秘をすっきり快腸に
不溶性食物繊維は、水分で膨らんで便のかさを増して、腸を刺激して排便を促します。水溶性のほうは、腸内環境を整えてくれます」
食べるときは、皮も一緒に。
「さつまいもを切ると白い液が出ますが、これはヤラピンというさつまいもにしか含まれない栄養素で、もともと下剤として使われていたほど、腸内のぜん動運動を促し、整腸作用もあります。熱にも強く、加熱調理しても栄養素はそのままです」
ビタミンCも豊富で、アンチエイジングにも効果もあるそう。
「ビタミンCは、がんのリスクを抑えるといわれています。日本では1日100ミリグラムの摂取が推奨されています。取りすぎると下痢しやすいので、便秘の人にはちょうどいいですね。熱には弱いですが、さつまいもはでんぷんに守られているので熱しても大丈夫でしょう」
ほかにもうれしい健康効果が。
塩分を排出するカリウムも豊富だ。
「加齢とともに女性は、女性ホルモンの減少により血圧も上がり、生活習慣病になりやすいですが、カリウムは血圧抑制の効果があり、体のむくみもとってくれます」
糖質が高いため食べすぎには要注意だが、便秘対策のほか、うれしい健康効果があるさつまいも。
そんなさつまいもの快腸効果をさらに上げてくれる食材がある。