1日90秒「ぶりっ子ポーズ」で小顔に! 見た目年齢が若返る簡単ケア
薩摩さんは以前から第3咬筋のあたりを大切な施術ポイントだと考えていたが、理論が後からついてきた格好だ。
「第3咬筋はいちばん奥の歯の横付近にありますが、セルフケアではピンポイントにねらう必要はありません。あご筋を刺激すれば第3咬筋にも効果が及びますし、筋肉を包む筋膜にアプローチするのも大切。細かいことにこだわらず、マッサージを始めましょう」
あご筋のケアは次ページのとおり2種類ある。1つは顔の表面からの刺激で、“ぶりっ子”のようにこぶしを奥歯のかみ合わせに当てて刺激するポーズが重要だ。いつでもどこでもできるので、すき間時間に何度も行うのが◎。
もう1つは口の中から刺激する方法だが、抵抗を感じる人も……。
「口の中から奥歯の横を痛くない程度に刺激します。
口中のマッサージの効果はいわば“金塊”級。表面からと口中の両方やっても90秒程度ですから、清潔な手指で毎日行ってください。入浴中がおすすめです」
この、あご筋ケアはあごのバランスが整うことに加え、筋膜も刺激できる。すると、ヒアルロン酸やコラーゲン、レチクリン線維など最上級の美容成分の分泌が促進されるそうだ。特にレチクリン線維は胎児に多いコラーゲンで成長因子。