ひび、あかぎれ、肌の乾燥が気になる人に白砂糖を使ったセルフケアをおすすめ!
そこで、この白砂糖が役立つのでは、と考えました。アトピーの肌は、極度の乾燥肌の状態です。シュガーバス(砂糖を入れた風呂、入浴剤)で白砂糖の高い保湿力を実感した私はアトピーにもよいだろうと考え、日本人の肌に合うやさしい原料を選び、右のようなシュガースクラブを考案しました。
そのシュガースクラブを娘の顔以外の全身に試したところ、かゆみは2〜3日で治まり、1カ月すると色素沈着が目立たなくなったのです」
■シュガースクラブとシュガーオイルでお肌を守ろう
そもそも白砂糖には、水分を保つだけでなく、水と結びついて皮膚の中に浸透して、それを長時間キープする力がある。
幟立さんが30代から60代の日本人女性を対象に行った実験では、白砂糖を使って継続的に肌をケアしたところ、4週間で全員、皮膚表面の角質層の水分量が30%以上アップしたという結果が出た。
また、白砂糖の修復力については、白砂糖が褥瘡の治療薬として使われていることでわかる。皮膚細胞を再生し、傷を修復する力があるのだ。白砂糖は3日で細胞を再生させる驚くべき効能があるという。
さらに、白砂糖は傷の治癒を早めるため、あかぎれやひび、やけどや手荒れ、切り傷、虫刺されなどにも効果が。