ビューティ情報『65歳から増える「老人性うつ」認知症と誤診され症状悪化のケースも…見分ける方法は?』

65歳から増える「老人性うつ」認知症と誤診され症状悪化のケースも…見分ける方法は?

また、長谷川医師も、老人性うつと認知症は、併存している場合も多く、診断が途中で変わることもあると指摘する。

ある70代の女性は薬の飲み忘れや飲み間違いが心配で、義理の娘の付き添いで長谷川医師を受診。

「ご本人は、『認知症だったらどうしよう』とか『孫に邪魔者扱いされたくない、生きていたくない』と話されました。検査や診察で、認知症と老人性うつの両方が疑わしい状態とわかりました。認知症とうつの薬を出していましたが、年月を追うごとに、緩やかに、うつと認知症の度合いが高まっていったんです」(長谷川医師、以下同)

老人性うつの「最悪のケース」を免れるために……長谷川医師は、独自の老人性うつチェックリストを示してくれた。

「11項目中、5つ以上当てはまれば、かかりつけ医や地域包括支援センターなどに相談すべきです」

では、日頃の生活では、どんなことを心がけるべきだろうか。

予防法と改善策を聞いた。

「まず1日のスタートである朝は、起きたら体を伸ばしましょう。
朝日を浴びるのも、うつの予防にいいですね。さらに思い出したときでいいので、深呼吸を3回。1日3食きちんと取って、日中は人と会って会話を心がけましょう。

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