2020年3月2日 18:15
3月 三寒四温の季節を乗りきるためのセルフケアアドバイス!
自律神経機能が低下しやすい「啓蟄(けいちつ)」を乗りきって春を迎えるために2月26日、鍼灸師 兼 明治国際医療大学教授の伊藤和憲氏が、ワコールが提供する下着と身体の情報サイト「WACOAL BODY BOOK」の中の「養生生活」の極意を伺う『こころとからだの二十四節気』において、体調を崩しがちな「啓蟄」の時期に取り入れたいセルフケアの記事を更新した。
今回の記事第21弾では、3月5日~20日の啓蟄(けいちつ)と呼ばれる期間について、啓蟄とは生命が活発に動き始める季節であり、温かい日と寒い日が交互に訪れる「三寒四温」の頃でもあると説明。
そのため、体温調整が難しく自律神経機能が低下している人は、体調を崩しやすくなるとしている。
伊藤氏は、そんなこの時期、からだの土台を耕す意味で肩回し運動を勧めている。運動の最後には、肩甲骨をキュッキュッキュッと閉めましょうと提案。肩甲骨の間には身体を温めてくれる細胞があるため、ダイエットにも効果的だとか。
また、膝の外側下にある骨の出っ張りのすぐ下のへこみ「陽陵泉(ようりょうせん)」を啓蟄を乗りきるためのおすすめのツボとしている。陽陵泉を5~10秒程度、心地いい程度に圧迫することで、足のむくみや腰痛、ひざ痛の改善にきくそうだ。