2020年5月12日 10:00
若手社員の憧れ「NEOプロフェッショナル」とは?ベテラン社員間での違いと共通点が明らかに
の条件
そこで、新しいプロフェッショナル像を「NEOプロフェッショナル」として、その条件は何であるかを探った。
プロフェッショナルとして必要な条件・在り方は何かを聞くと、若手社員の回答の上位は「柔軟性がある」(66%)、「仕事のスピードが速い」(64%)、「物事の優先順位が明確である」(63%)など。ベテラン社員は「実行力がある」(66%)、「仕事のスピードが速い」(65%)、「常に成果・結果を追い求める」(63%)で、順位は異なるものの上位の内容に大きく違いはなかった。
両者の回答率に差がついた項目を見ると、最も差が開いたのは「残業が少ない」(若手 35%・ベテラン 22%)で若手社員が+13ptに。
この開きは「自分が憧れるプロフェッショナルとしての条件・在り方は何ですか?」と質問するとさらに顕著で、「残業が少ない」(若手 32%・ベテラン 16%:16pt差)、「柔軟性がある」(若手 53%・ベテラン41%:12pt差)、「効率の良さ・生産性の高さを重視する」(若手 39%・ベテラン28%:11pt差)の順に差がついた。こうした結果から、「NEOプロフェッショナル」は生産性・効率性を重視し、ストイックに自己研鑽をつみながらもワークライフバランスを意識して仕事に取り組むことなどが条件であると言えるだろう。