2022年9月8日 10:30
「汗をかけない・かきにくい」「手足の激しい痛み」、もしかしたらファブリー病かも
という状態に気付くには、子どもの行動を注意深く見ることが大切だ。お風呂に入りたがらない、運動をいやがる、靴下を履きたがらないといった行動はファブリー病のサインかもしれない。
汗をかけないので高温が続く夏の暑い時期は熱中症の危険もある。汗をかけずに体温があがることで疼痛を誘発する恐れがあるため、子どもの手足に痛みが出ていないかに注意を払おう。
もし、暑いときや運動時に疼痛症状が出た場合は、汗をかいて体温を下げることができないので、クーリングする必要がある。しかし冷やしすぎると逆に疼痛を誘発する恐れもあるので、冷やし過ぎにも注意が必要だ。クーリングをするときは、発熱時に氷嚢を乗せる部分(首やわきの下など)を冷やすと効果的に頭に繋がる血管を冷やせる。
エアコンの効いた涼しい部屋にいた夏休み中と比較すると、9月は厳しい残暑の中で過ごさなくてはいけない場面が多い。
特に汗をかくことで体温調節をしにくいファブリー病の子どもには熱中症状が出るリスクが高くなる時期でもある。
子どものサインを見逃さないよう、注意深く見守ろう。
【参考】
※ファブリー病について
https://www.fabrytree.jp/summer_cp/
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