そのカメラテストとされた写真も、別の広告撮影の時のものであり、このような用途に使用されるとは、全く知らなかったことなのだそうだ。
さらに広告では、“4週間商品を使うだけで、エイジングケアができる”ということをアピールし、顔を半分にわけてBefore&Afterとし、しわやたるみ、ほうれい線などが若々しく改善していることを示す内容となっているのだが、キャロライン本人は、この商品アイテム自体使用したことすらないと憤慨しているそうだ。
画像処理など、手軽にかつ巧妙に行えるようになった今、モデル写真の扱い方をめぐっては、コスメ界でも問題視されるケースも出てきている。そのなかでも、商品効果を印象づけるために「老けすぎ」に、本人らへの打診・了承もなく使用されたのであれば、モデル価値をおとしめられたと訴えるのも一理ある。
わかりやすい広告が求められる時代だが、そこにはデリケートな問題が多数含まれていることも忘れてはならないだろう。訴訟問題の泥沼に陥っては、それこそ“美しくない”。
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