ビューティ情報『新型コロナウイルス変異株不活化作用を確認(3カ国語翻訳を追加し情報更新 8/26)』

2022年8月26日 12:00

新型コロナウイルス変異株不活化作用を確認(3カ国語翻訳を追加し情報更新 8/26)

<研究成果>
大正製薬と山口大学は、委託研究で実施したin vitro試験において、CPCの新型コロナウイルス変異株(オミクロン株 BA.2系統TY40-385)への不活化作用を検証しました。新型コロナウイルス変異株液とCPC溶液を1:9で混合して10秒間、30秒間、1分間、3分間、5分間作用させ、感染性を持つウイルスがどの程度減少したか評価した結果、CPCを0.0125%以上の濃度で30秒間曝露させることにより、新型コロナウイルス変異株を99%以上不活化すること(感染性を失わせること)を確認しました(表1)。

新型コロナウイルス変異株不活化作用を確認(3カ国語翻訳を追加し情報更新 8/26)


<本知見の活用及び今後の展望>
CPCは、細菌の脂質二重膜で構成されている細胞膜を破壊することで、殺菌作用を示すことが知られています。新型コロナウイルスのエンベロープは脂質二重膜構造であり、エンベロープを破壊することで、CPCは新型コロナウイルスを不活化すると考えられます。
国内外ではオミクロン株の亜系統であるBA.5系統などの流行が報告されており、これらの変異ウイルスも同様のエンベロープを持っています。当社は今後も、CPCの新たな作用について、さらなる研究を進めてまいります。

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