ポリエステル100%の枕との比較では、その差はおよそマイナス5℃。朝起きたときの爽快感や寝覚めのよさには、この頭の温度が大きく影響しているとのこと。
脳の温度を下げて快適な睡眠を
人が眠りにつくときには、体の中の熱を外に出して温度を下げ、体全体の代謝を下げることによって脳の温度も下がっていきます。脳をフル活動させて仕事をしている人ほど、疲れた脳がオーバーヒートしないように脳の温度を下げて休息させることが大切です。脳の温度が下がることで、自然に眠れる状態を作り出すことができます。
たわしだから、毎日洗えてすぐに乾く!
枕は使い続けるうちに体からはがれ落ちた皮膚のかけらなどが付着し、それを餌にしてダニが繁殖します。また、生きたダニだけでなくその死骸やフンも蓄積されていきます。一方、たわしは毎日洗って使うもの。通気性がよく水切れも早いので毎日水洗いして清潔な状態で使えるのが大きなメリットです。水洗い30分後(室内干しの場合)の重さを比較してみると、ポリエステル100%の枕が洗浄前の4.2倍の重さだったのに対し、睡眠用たわしは1.2倍。つまり30分も干せばほとんど乾いているというわけです。
普通のたわしではない!
たわしが理想的な素材であることはわかったものの、一般的な固いたわしではさすがに刺激が強く、そのままでは枕として使うには不向きでした。