小学高学年頃の年齢になると自然と治っていくケースがほとんどです。
ただし、大人になっても夢中遊行症が治まらないときや、治ったはずの夢中遊行症が、大人になってから再発するとなると、治療の対象となります。
夢中遊行症で気をつけなければならないのは、事故です。階段を降りたり、登ったりしているときの転落事故や、勝手に外出してしまうときの転倒や、ときに交通事故などに遭遇してしまう危険があるからです。
夢中遊行症は、睡眠障害の一種です。
睡眠の専門医の治療を受けることをお勧めします。
参考文献
『誰でもスグできる睡眠障害で眠れない夜の不安をみるみる解消する200%の基本ワザ』
東京医科大学教授医学博士/井上雄一著日東書院
Photo by Peter Alfred Hess
【提供:武田薬品工業株式会社】