彼女はビタミンB12とメラトニンの薬物療法と、朝方に高照度光療法を受けることになりました。
そして彼女の母親と共に、日常生活における生活指導やカウンセリングなども受けたところ、一ヶ月ほどで症状も改善し、無事に高校に通えるようになったそうです。
もしこうなってしまったら、まず朝型へ生活習慣を変えるのが先決となるようです。いわゆる概日リズム睡眠障害と呼ばれる症状を持っている人にとって、重要なことだといわれています。
周りの人からは「やる気のない怠け者」だと思われてしまいがちですが、実際は脳の機能障害であることは理解しておきたいところです。
午前中の眠気を根本的に直す!
もし、社会人のあなたが毎日、午前中に眠気が続くようであれば、小さい頃からの生活習慣に要因があるのかもしれません。
ちょっと長い休暇の後に睡眠覚醒リズムの乱れが修正できるかどうかは、概日リズム睡眠障害になっていないかどうかを判断する目安になるといわれています。
もし気になる場合には、お医者さんに相談してみましょう。
必要に応じて、午前中に高照度の光を照射してもらうことで、後退している生体リズムを元に戻してもらうことも可能です。