人は通常、夜になると、体温低下と共に眠気のピークが訪れます。しかし、この眠気のピークが訪れる時間帯以前に、光を照射することで、体内時計を遅らせることができるのです。
そうして夜中、夜勤や交代制勤務に勤しんだ人々は、早朝の帰宅後に眠りにつきやすい状態になり、リラックスした状態で眠ることができるというわけです。
眠気コントロールはすでに各所で導入されている!
この眠気をコントロールできる光療法の原理は、すでにNASA(米航空宇宙局)や発電所、石油精製所などの24時間体制で稼働する場所で取り入れられています。
例えば、夜勤環境を2500ルクス以上に保つというシステムが開発されていたり、高照度の照明器具を用いて、眠気をコントロールしていたりする場所もあるようです。
24時間稼働が当たり前になっている現代社会において、夜勤はもはや珍しいものではなくなってきました。しかし、人体にとっては無理が生じていることは確かであり、体調不良や眠気や睡眠不足が原因の事故も多発しています。光療法や、その原理が今後ますます取り入れられていく世の中になっていきそうです。
Photo by Antony Zacharias
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