日本女性の睡眠時間は世界的に見て少ない! その原因と対処法は
総務省の統計データによると、働く日本女性の睡眠時間は、働く日本男性より少ないことがわかってきています。フルタイムで働いた後に、家事や育児をこなし、さらに家でも仕事をする……そんな状況も少なくないのが実情。
日本女性の睡眠時間が減少するとどんな弊害が起こり得るのか、またその対策について解説していきます。
働く日本女性は今後さらに増加する見込み
現在日本において、女性の雇用が促進されています。政府は2020年までに、女性の管理職を30%にまでアップさせることを狙いとした雇用促進の指針を発表しています。
社会的にも少子化が進み、若年層の労働力が減少。女性の力が必要になってきています。しかし、これまで通り家庭を守りながら、企業でも働くのは大変困難なこと。
家事、育児に加えて介護の問題までも抱えている女性が多いなかで、どうやって仕事との両立を図っていくかは大きな問題です。
このままでは、いくら社会や企業が「枠」ばかり設けても、絵に描いた餅になってしまうでしょう。
日本女性にとって睡眠時間が減少する弊害とは
そんな雇用促進のなかで見えてきた問題の一つが、日本女性の睡眠時間の短さです。睡眠時間が減少すると、作業効率が低下したり記憶力が衰えたりします。