「何をやってもダメ」もしかして非24時間睡眠覚醒症候群かも
「不眠を解消するためにいろんなことを試してはみたものの、どれもこれといった効果がない……」と感じている人、いませんか?毎日同じ時間に起きるのがとても大変だったり、音が時時間には眠れないという人は、もしかしたらこんな病気が潜んでいるかもしれません。
非24時間睡眠覚醒症候群ってどんな病気?
非24時間睡眠覚醒症候群という病気を聞いたことがありますか?厚生労働省によると、この病気は「通常の外部環境のもとで、約25時間の睡眠・覚醒周期を示す障害」とされています。
そこで、この「約25時間」という部分にご注目!地球は一日24時間周期で自転していますよね。でも、人間の体内時計(ボディクロック)は一日の周期が25時間に設定されています。
人はこのギャップを、光を浴びることによってリセットし、24時間に合わせているのですが、この障害のある人は、このギャップをリセットすることができません。
それで、一定の時刻に入眠したり起床することができなくなるのです。
非24時間睡眠覚醒症候群の特徴とは?
実際、この病気にはどんな特徴があるのでしょうか?
体内時計(ボディクロック)が24時間周期にリセットできないため、睡眠の時間帯が毎日30~60分遅れていきます。