“勉強”と“睡眠時間”をセットにして効率よく学習する方法
「あ~あ、もっと記憶力がよかったらな~」なんて思ったこと、ありませんか?試験前や忙しいなか何かのキャリアアップのためにでもがんばっているなら、そう思いたくもなりますよね。でも、あなたの記憶力、こうすればもっと伸ばせるかもしれませんよ!
脳は情報を選択して覚える!
私たちの脳には、自分で意識しているかどうかにかかわらず、毎日たくさんの情報が入ってきます。その情報を取捨選択し記憶として定着させているのが、海馬と呼ばれる部分です。
海馬は、入ってきたその日の情報すべてをキャッチはしますが、それらすべてを記憶としてとどめるわけではありません。いわば、「役立つ情報」と「忘れていい情報」という分別をして、記憶を整理していきます。
では、その整理はいつ行うのでしょうか?それは、私たちが寝ている間に行っているのです。記憶には、英単語や歴史の年号など頭で覚える「知識記憶」と、自転車の乗り方やタイピングなど体で覚える「技能記憶」があり、何を習得したいかによって、睡眠中のどこで整理し記憶するのかが違ってきます。
知識系記憶を定着させたいならこれ!
外国語の勉強や歴史の年号などを覚える、「知識記憶」