人生を左右する大事な試験のときや大事なプレゼンの日に限って、お腹を壊したことはありませんか?特に受験シーズンは気温の低下でお腹も冷えがちです。今回は良い眠りで、緊張による胃腸症状を改善する方法をお伝えします。
試験で緊張すると、お腹を壊しやすいのはなぜ?
冬の受験シーズンにお腹を壊しやすい人が増えるのは、主に温度変化とストレスが原因だそうです。脳と腸は、自律神経を介して直接つながっているといいます。気温の変化や試験による緊張が胃腸に出やすいのは、この自律神経の乱れが胃腸に伝わりやすいのが原因と考えられています。
また、人は強いストレスを感じると、免疫を抑制するホルモンを分泌することが明らかになっています。免疫力は、腸内環境と密接に関わりがあるのだとか。試験やビジネスシーンでの大切な場面で強いストレスを感じると、免疫力が低下した上に腸内環境が悪化して腸内の悪玉菌が増えるので、下痢・便秘・胃もたれなどの症状が出てしまうようです。
睡眠によって、免疫力や記憶力がUPする!?
自律神経のバランスを整え、免疫力を上げるには質の良い眠りが欠かせません。入眠ホルモンとよばれるメラトニンには、自律神経を調節し、免疫機能を活性化する作用があるそうです。