女性の社会進出が進む昨今は、これまで以上に女性の身体や心への負担が増大する時代だといえます。
そこで、今回は婦人科系の病気と睡眠の関係性について探ります。十分な睡眠を確保することで、未然に病気を防ぎましょう。
睡眠不足が女性の身体に及ぼす影響とは?
睡眠が不足すると自律神経が乱れます。自律神経は交感神経と副交感神経からなっており、ホルモンバランスを司っています。
交感神経が優位に立つと、興奮ややる気、緊張などがおもてに現れるようになります。副交感神経はリラックスや休息、身体の修復などを行います。
このような自律神経は乱れると、ホルモン分泌量が過剰であったり出にくくなったりしてしまうのです。
女性ホルモンが過剰に分泌されると、子宮がんや子宮内膜症などを起こしやすくなるといわれています。
そのサインは生理痛の悪化などから見てとれます。日ごろは生理痛が軽いのに急に症状がひどく出るようになったら要注意です。
交感神経が活発になることで病気になりやすい身体になる?
交感神経は仕事をしたり、スポーツ・勉強をしたりする上で欠かせません。しかし、交感神経が活発化しすぎてしまうと、心身に常に緊張が走っている状態になってしまいます。