2015年3月2日 19:30
つぼで眠気を誘う? WHOも認める不眠への効果とは
鍼灸というと高齢の人がやるものというイメージがあるかもしれませんね。でも、つぼを刺激することで病気を治そうとする鍼灸療法は最近見直されつつあります。不眠症状も改善してくれるとうたっていますが、ほんとうでしょうか?
WHOも認める鍼灸の効果とは?
鍼灸について、「つぼを刺激したぐらいでほんとうに効果があるの?」と半信半疑な方もいらっしゃるでしょう。
確かに、鍼灸療法は経穴と呼ばれるつぼを鍼または灸を使って刺激することで症状を和らげようというものですが、この療法は遠い昔から多くの人に利用されてきました。そして、この度WHO(世界保健機関)も鍼灸が次のような病気に対して効果的だと認めました。
神経系疾患、運動器系疾患、循環器系疾患、呼吸器系疾患、消化器系疾患、代謝内分泌系疾患、生殖・泌尿器系疾患、婦人科系疾患、耳鼻咽喉科系疾患、眼科系疾患、小児科疾患
意外と身体の広範囲に効果があるのですね!
ホントに不眠にも効くの?
そのなかでも気になるのは神経系疾患にも効果があるということではないでしょうか。効果があるとされる神経系疾患のなかには、神経痛にとどまらず不眠や神経症、頭痛や自律神経失調症なども含まれています。