冬になると気になるのが、乾燥。日中活動している間はいろいろ配慮できても、「睡眠中は仕方ない」と乾燥対策が図れていない方も少なくないのでは……?しかし、実は湿度をコントロールすることで睡眠にも良い影響があることがわかっています。睡眠時の湿度コントロール方法をご紹介します。
乾燥が人体に与える影響とは?
人間の身体は、約60%が水分でできているといいます。この水分が不足すると、まず肌の乾燥が現れはじめます。かゆみを伴うようになると寝苦しくなり、睡眠にも影響を及ぼします。
また、乾燥による喉の不調もよく耳にするかと思います。これは、喉の粘膜が乾燥に弱く、風邪やインフルエンザなどのウイルスをブロックする機能を低下させてしまうことに起因します。
インフルエンザのウイルスは季節を問わず発生はしているものの、冬にそれが大流行するのは、乾燥に大きな原因があったのです。
さらに乾燥が進むと血液中の水分が減少し、全身の血がドロドロとした状態になる可能性があります。そうなると高血圧や心筋梗塞、脳梗塞のリスクも高まります。
身体には、適切な水分量が必要だということがわかりますね。
睡眠と乾燥の関係とは?湿度が適切でなければ眠りにくい?
乾燥が身体に大きな影響を与えるために、十分に湿度をコントロールしなければいけないことはわかりました。