眠すぎる! 異常な眠気で受診する際の、問診に答えるための観察法
会社での仕事中や、運転中、試験中に突然強い眠気が襲ってきた経験は誰もがあることでしょう。しかし、それが高じると、その場で眠り込んでしまうこともあります。ここまでいくと、睡眠障害になり、睡眠診療を行っているところを受診する必要があるでしょう。
思い当たる節のある方は、受診を考えてほしいのですが、その前にあらかじめ用意しておきたいものがあります。
異常な眠気のある人は、「過眠症」の疑いが
昼間に異常な眠気が襲ってきて、仕事や学業に支障が出る場合、「過眠症」が疑われます。厚生労働省のサイトによれば、睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーなどが、具体的に挙がっています。
どちらも仕事や学業の支障になるだけでなく、「転倒・転落」「交通事故」などのリスクがありますし、睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病の悪化につながることなどから、検査と治療の必要性があるといわれています。
過眠症の特徴は、夜中眠っているのにもかかわらず、昼間の眠気が強く、目覚めていられない状態にあること。
普通、眠ってはいけないときは、自分の意志で目覚め続けることができますが、この過眠症の人は、それができないのだといいます。
ナルコレプシーの問診は?
もし過眠症が疑われる人は、すぐに睡眠診療を行っているところを受診して、お医者さんに診てもらいましょう。