睡眠不足の解消に、梅雨どきこそ意識したい太陽との付き合い方
春は温かくていつまでも眠い、梅雨どきはなんだかダルくて頭がすっきりしない、夏は寝苦しくてなかなか寝付けない、冬は寒くていつまでも布団から出られない……どの季節も睡眠にまつわる悩みがあるものです。そのなかから、これから来る梅雨のだるさを解消する方法をご紹介します。
梅雨どきに、起きるのがだるくなるのは、なぜ?
まもなく雨が多くてジメジメとした梅雨に突入しますね。梅雨になると、何となく朝の目覚めが悪くなるという方はいませんか?
実はこれ、体が浴びる日光の量に関係があると言われているんです。私たちの体は、太陽の光を浴びたときに、「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニンという物質が分泌されるようにできています。
しかし、雨の日はどうしても外出を避けたくなるので、自ずと体が浴びる日差しの量が減ってしまいます。その結果、梅雨どきは普段にくらべてメラトニンの分泌も少なくなりがち。結果、寝不足になったり、朝起きるのがだるく感じたりする人が増えてしまうのです。
梅雨の睡眠不足を解消するには?
朝しっかり日差しを浴びて体内時計をリセットすると、夜に自然と体が眠くなると言われていて、このリセットには、大体2,500ルクス以上の光が必要だそうです。