夜中にトイレに行きたくならないように、就寝前は水分を摂るのを控えているという方は多いでしょう。しかし、私たちは眠っている間にも汗をかくため、寝る前に水分補給をしっかりとしてあげることが大切です。もし、水分が不足したらどうなってしまうのでしょうか?
人は1日の中で大量の汗をかく
私たちは、普段の生活のなかでもたくさんの汗をかきます。夏場や運動したあと、入浴後などはもちろんですが、眠っている間にもいつのまにか大量の汗をかいているのです。
人が普通に生活している状態で1日に排出される水分量は、汗や尿など全てを合わせて約2.3リットルにもなると言われています。出ていく分はしっかり補う必要があるので、食べ物や水から、同量の水分を補給する必要があります。
1日3食の平均的な食事を通して、食べ物から摂取できる水分は約0.8リットル。そうすると、残りの1.5リットルは別のどこかで補わなければなりません。
それが飲み物になるのです。普段あまり水を飲む習慣がない方も、この数字を目安にして積極的に水分を補給するよう心がけましょう。
水分補給をしていないとどうなる?
ところで、もし水分補給を怠ったらどうなってしまうのでしょうか? たとえば、運動時に水分が不足した場合。