このホルモンバランスの乱れが生理痛をもたらしてしまうのです。質の高い睡眠をとるためには毎日できるだけ同じ時間に寝て同じ時間に起きるという生活習慣を心がけることが大切。また、寝る前にはパソコンやスマホを見ないようにするのもポイントです。
これらの画面からは脳を覚醒させるブルーライトが発せられているので、眠りにつけたとしてもしばらくは脳が活発に活動してしまっているので熟睡ができません。こういった些細なことを気を付けるだけでも睡眠の質が高まり、ホルモンバランスの崩れも解消されるはずです。
生理痛がつらい場合は月経困難症の可能性あり?
さらに、あまりにも症状がひどい場合は、ただの生理痛ではなく「月経困難症」である可能性もあります。
これは、鎮痛剤を飲んでも痛みがあまり緩和されない、腹痛がひどくて起き上がれない、頭痛や吐き気をもよおすこともある、といった症状を伴う生理痛のこと。さらには、子宮内膜症や子宮筋腫といった女性特有の病気が隠れている可能性もあります。
痛みはそれらを知らせるサインでもありますので、生理痛があまりに重いという方は一度病院へ行って相談してみてください。
月経困難症は婦人科で治療を受けることで症状の改善も可能です。