ビューティ情報『午後の眠気“短時間”昼寝で解消されるか?【実験!体内時計と仕事の効率改善(1)】』

2015年6月15日 21:00

午後の眠気“短時間”昼寝で解消されるか?【実験!体内時計と仕事の効率改善(1)】

実験の第1日目が終了しました。

3人の共通した感想は、昼食をとってからすぐは、眠気もあり、頭が思うように働かない。いつもは簡単に解ける小学生の問題でさえ、スムーズに解答することができないということでした。

午後の眠気について、昼寝推奨の第一人者、久留米大学医学部 神経精神科医学講座 教授であり、ボディクロック研究会 理事長の内村直尚(うちむら なおひさ)先生にお話を伺いました。

Q:午後の眠気の原因は何なのでしょうか?内村先生「人間には眠気のリズムがあり、一番眠くなるのは午前2~4時、もう一つのピークが午後2~4時です。また、昼食を食べて満腹になると、脳の血液循環が悪くなったり、覚醒を維持するホルモンの『オレキシン』が低下するなどの要因も重なり、さらに眠くなります。

だからといって昼食を食べないと、低血糖になって思考力が落ちる、イライラするなど別のデメリットも出てきてしまいます」

Q:午後の眠気を解消する方法は?内村先生「午後の眠気を解消するには、やはり昼寝が効果的です。昼寝のコツは、2~4時の眠気のピークがくる前に短時間の浅い睡眠をとること。
眠った分だけ、脳に蓄積された睡眠物質が解消されて頭がすっきりし、集中力や思考力を高めることができますよ」

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