美人習慣を身につける! 3つの「ホルモン」がカギ!
プロゲステロンの分泌が多い時期は、身体が栄養や水分を蓄えようとし、むくみがちになります。
この時期にはエストロゲンの分泌量は減っていくため、気分が落ち込んだり、肌荒れが起きやすくなったりします。体調がすぐれない時は、無理をせずリラックスして過ごすとよいでしょう。
30代がホルモンの曲がり角
――女性の「美」も「健康」もホルモンに守られているのですね。根来先生:そうですね。ただし、女性ホルモンの分泌は年齢とともに変化していくということをよく覚えておかなければなりません。
一般的に、ホルモンの分泌量は20代がピークです。30代から徐々に低下し始め、40代では半分、40代後半から劇的に減少が始まり、60代では4分の1ほどになってしまいます。
特に、40代後半以降は、エストロゲンの分泌量が減ってくるため、シミやシワが増えてしまったり、女性特有の病気にかかりやすくなったりと、身体が大きく変化します。
ホルモン(2):女性ホルモンをサポートする「DHEA」
――女性ホルモンの減少は防げないのでしょうか。根来先生:減少のペースを多少コントロールしたり、ほかのホルモンの働きで身体をカバーすることは可能です。